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先輩からのエール


加藤 政俊 研修医
北海道千歳市出身
北海道大学医学部2019年3月卒業  初期研修1年目
(北海道大学病院のたすき掛けとして、初期研修1年目を当院で研修中)

数ある病院の中で、どうして市立千歳市民病院を選んだのですか?

私の出身が千歳市であり、地元で初期研修を行いたいと思ったのが1番の理由です。そのこともあり、学生のときにこちらで4週間実習をさせていただいたのですが、先生の指導が丁寧でわかりやすく、周りのスタッフの方にも優しく接していただいたことで初期研修は是非ここで行いたいという気持ちが強まりました。さらに給与面でも比較的厚遇であるといったことも決め手となりました。

実際に働いてみて、研修環境はどうですか?

今は初期研修を始めて5ケ月が経つ頃であり、内科と救急部で研修させていただいたところです。症例数には困ることなく、手技も多く経験することができます。内科では、中心静脈カテーテル挿入や気管支鏡の機会が多く、救急部では採血、創部の縫合、気管挿管など様々な手技を経験することができました。
 また、医局に自分専用の机、ノートパソコン、本棚が貸与されるため、調べ物や教科書の置き場に困るといったことはありません。私は、空き時間には教科書を読んだり、インターネットで調べものをするなどして過ごしています。

千歳はどういうところですか?

市内にひと通りの施設が揃っているので、生活に不便はありません。さらに、札幌駅まで30分程度で行くことができたり、新千歳空港が近いといった交通アクセスの良さは魅力だと思います。仕事終わりに札幌で研修している同期と飲み会をしたりなんてこともしています。また、周りにいいゴルフ場がたくさんあるので、ゴルフをしている私にとってはそれが一番の魅力です(笑)。都会過ぎず、田舎過ぎない住みやすいところだと思います。

市立千歳市民病院を研修先として検討される皆さんへ

市立千歳市民病院は初期研修医が少ないですが、そのため指導も手厚く、当直の日程や研修内容も柔軟に対応してくださり、有意義な研修をさせていただいております。
 私は大学病院のたすき掛けで来ているのですが、common disease の症例が多く、大学病院では経験できないようなことも学べることができます。たすき掛けとしても基幹型としても充実した研修を行うことができると思いますので、是非ご一考くださればと思います。


森田 裕介 研修医
茨城県つくば市出身 北海道大学2013年3月卒業
北海道大学附属病院のたすき掛けプログラム専攻

千歳市民病院を選んだ理由について

茨城出身ですので、研修は東京とか関東方面を考えていたのですが、研究とかもやりたいと思い、北大に残ることにしました。1年目は外で学びたいと思い、たすき掛けのプログラムを選びました。いくつかたすき掛けの候補の病院はありましたが、患者さんとしっかり向き合える研修を受けたかったので、敢えて小規模な千歳市民病院に決めました。この1年間は想像通りの研修を受けることができましたのでとても満足です。

何科の医師を目指しているのか

まだ決めてないのですが、多分皮膚科か内科系に進むと思います。周りからも内科っぽいよねと言われています。(笑)これからしっかり悩みます。どの科に進むにせよ臨床をまずしっかりとやって、その上でいずれ研究にも取り組めれば良いなと思っています。

患者さんの印象

地域性なのか人柄の良い患者さんが多いですよね。今まで診させて貰った患者さんから、僕みたいな「ひよっこ」に対して「いつも来てくれてありがとう」って、言って貰った時は正直感激しました。

寮について

とても広くて綺麗ですので快適ですね。僕は結婚していますので、家族向けの職員寮があることはありがたいですね。

カンファレンスについて

研修医は月末にパワーポイントのスライドで課題の症例に対する所見等について発表しますが、色々な科の先生が参加されるので大変です。色んな方向から質問が飛んできます。頭を抱えることもしょっちゅうです。一人前の医者になるのは大変なものですね。

医学生にエールを

研修は自分次第で中身がガラッと変わってしまうので、自分をきちんと持つことが大事です。僕は大学病院のたすき掛けで来ているので、大学病院では経験出来ないようなことをこの1年間学べたのでとても満足です。たすき掛けの候補の病院を探している方は、是非御一考を。


中村 順一 研修医
北海道出身
弘前大学2011年3月卒業 初期研修2年目

研修1年目を振り返って

内科系を中心に回りました。僕が特に気に入ったのは循環器内科ですね。循環器内科の先生方はすごく熱心に教えて頂けるので、しっかり教わることが出来ました。カテーテルは面白いですね。

研修2年目を振り返って

内科系に進むことは医学生の頃には決めていて、1年目の研修で心変わりもしなかったので、2年目は1年目の内容をもう少し深堀する形で研修に臨みました。色々と経験した結果、今は呼吸器内科か循環器内科に進もうと思っています。

研修を受ける上で心掛けていたこと

研修医の最初の頃は、本当に何にも分からないので「こんなつまらないこと聞いたら怒られるだろうな」と思う場面が度々ありましたが、一度きりの研修なので僕は敢えて指導医の先生であっても積極的に聞くようにしていました。確かに恥ずかしい事ですが、最初は誰でも「分からない事ばかりなんだ」と自分に言い聞かせていました。実際勇気を出して指導医の先生に質問してみると、思うほどのことはなく普通に教えて頂きました。

貴重な経験は?

やはり新千歳空港が近いので、機内で急患が出たときに緊急着陸してうちの病院に救急搬送されることがあります。先日も肺塞栓症を起こした患者が機内で出たらしく、緊急着陸がありました。その後うちの病院に運び込まれたのですが、心肺停止状態でした。処置が早かったので、なんとか一命は取り留めることが出来ました。何かドラマを見ているみたいでした。

コミュニケーションは

相手はその時々で変わるのですが、飲みに行ったりはよくしています。不便なところではないので、飲みに行く場所には困りませんし、気軽な感じでコミュニケーションは取れていると思います。